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【VBA】SheetsとWorksheetsの違いについて

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  Excel VBAを記述していると、「ワークシート」オブジェクトを指定することが多々あります。
 しかし、ワークシートを指定する方法は2通りの方法があることをご存知でしょうか。
 ワークシートの指定方法は次の2通りがあります。

  • Worksheetsで指定する方法
  • sheetsで指定する方法

この記事では、この2つの違いについて説明します。

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それぞれのワークシートの指定方法

 ワークシートを指定するときのコードは、それぞれ次の通りです。

ベアざむらい
ベアざむらい

どちらもA1セルに1を挿入しているよ。

Worksheetsを使った指定方法

1Sub Worksheets()
2    ThisWorkbook.Worksheets("sheet1").cells(1,1) = 1
3End Sub

Sheetsを使った指定方法

1Sub Worksheets()
2    ThisWorkbook.Sheets("sheet1").cells(1,1) = 1
3End Sub

それぞれの指定方法の違い

 まず指定方法を確認する前に、「シート」の種類について解説します。

シートはワークシート以外にも

 一般的に、「シート」と言えばワークシートのことを指すことが多いですが、シートは他にも存在します。
 例えば、グラフシートもシートの1つです。ワークシートも、グラフシートもそれぞれ「シート」と呼びます。

WorksheetsとSheetsの違い

 もうお分かりの方もいるかもしれませんが、WorksheetsとSheetsの違いは次のとおりです。

  • Worksheetsで指定:Worksheetsオブジェクトを指定して操作
  • Sheetsで指定   :Sheetsオブジェクトを指定して操作

Worksheetsでの指定

 Worksheetsコレクションの中から、Worksheetsオブジェクトとして指定して操作します。

Sheetsでの指定

 グラフシートも含むsheetsコレクションの中から、Sheetsオブジェクトとして指定して操作します。

つまり、Worksheetsで指定するとワークシートだけを指定することができ、Sheetsで指定するとグラフシート等を含んだのSheetsオブジェクトを指定することができます。

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