【VBA基礎講座：第０回】VBAを学ぶ３つのポイント

新卒くん

VBAって聞いたことがあるけど、勉強するとなると大変そうだな。。。

VBAを勉強して、どんなメリットがあるの？

ベアざむらい

新しいことを学ぶのは大変だよね。

この記事では、VBAを学んでどんなことができるのか、どんなメリットがあるのかについて紹介するよ。

　VBAについて学ぶ前に、まず「VBAを学ぶとどのようなメリットがあるのか」について紹介します。

はじめに

　VBA学習は奥が深く、簡単な内容なら数時間程度で身につけることができる一方、突き詰めればキリがないスキルでもあります。また、これまでプログラミングに触れたことない方にとっては、学習序盤で分からないことが多く、投げ出したくなることもあると思います。
　そこで、学習に入る前に、VBAにはどのよなメリットがあるのか＝「これから時間を費やし、自分は何のためにVBAを学ぶのか」について理解しておきましょう。
　もちろん、この記事で紹介する以外にもたくさんのメリットがありますが、ここでは多くの方にとってメリットになるであろう内容について紹介します。

VBAを学ぶ３つのメリット

　VBAを学ぶメリットは次の３つです。

1. データ処理の自動化
2. カスタマイズ可能なアプリケーション
3. 市場価値の向上

　１つずつ順番に解説します。

データ処理の自動化

　VBAを学ぶ最大のメリットの１つは、データ処理を自動化できる能力です。Excelなどのスプレッドシートソフトウェアで大量のデータを扱う場合、VBAを使用して繰り返し行われるタスクを自動化できます。自動化によって、業務時間の削減、ヒューマンエラーの解消等のメリットがあります。

カスタマイズ可能なアプリケーション

　VBAを学ぶことで、Officeアプリケーションをカスタマイズする自由度が高まります。独自のマクロを作成することで、特定の業務に合ったカスタム機能を追加できます。これにより、Officeアプリケーションをあなたのニーズに合わせて調整し、効率的な作業環境を構築できます。

市場価値の向上

　VBAのスキルを持つことは、市場価値を向上させる要素の１つになります。多くの企業は、データ分析、レポート作成等の業務を日常的に行なっています。一方で、VBAを使って業務効率化を行える人材はまだまだ不足しています。VBAは、一見難しそうではあるものの、他の専門知識と比較して短時間で習得可能であり、汎用性の高いスキルです。
　VBAのスキルを持つことは、これらの企業にとって魅力的であり、求人市場での競争優位性を高めます。

ベアざむらい

VBAを習得するにはExcelの機能やデータベースに関する知識も必要で、VBAスキルがある＝Excelも一定レベルで扱えるのだろうな、と思ってもらえるんだね。

まとめ

　VBAを学ぶことは、データ処理の自動化、カスタマイズ可能なアプリケーションの作成、市場価値向上など、多くのメリットをもたらします。具体的な業務に合わせてVBAを活用することで、日常の作業効率を向上させ、新たなキャリア機会を見つけることができます。VBAは初学者から上級者まで幅広いスキルレベルに対応できるプログラミング言語であり、学習する価値があります。

　以上、VBAを学ぶメリット３つについての詳細な説明でした。VBAを勉強して、スキル向上を目指しましょう。